看護師として働きながら、家事に育児に追われ、自分の時間はゼロ。
忙しさのあまり「子どもとの時間、こんなに少なくていいの…?」と、胸がギュッとなる瞬間はありませんか?
私もまさにそうでした。
フルタイムで働き、帰宅すればバタバタと家事と子どもの世話。
気づけば毎日同じことの繰り返しで、家族との時間は“後回し”。
このままの働き方で本当にいいのか、ずっとモヤモヤしていました。
そんな中、思い切って家族で世界一周に出たことで、
私は 働き方も、子育ても、家族との向き合い方も、すべてが変わりました。
この記事では、看護師である私が「働き方を見直した理由」と、
世界一周を通して気づいた“家族時間の価値”について、リアルな経験をもとにお伝えします。
今よりもっと家族を大切にしたい。
働き方を変えたい。
でも何から始めたらいいのかわからない——。
そんなあなたに読んでほしい内容です。
忙しい看護師ママでも世界を旅できるの?という疑問から始まった

時間も収入も不安…それでも旅に出た理由
看護師として働き、2人の子どもを育てながら世界一周なんてできるの?
そう思われるかもしれません。でも私自身も、最初はまったく自信がありませんでした。
「仕事を休んだら職場に迷惑がかかるかも」「お金は大丈夫かな」そんな不安はずっとありました。
それでも旅に出たのは、
“今しかできないことを逃したくない”
という思いが強かったからです。
子どもが小さい時期は、一度過ぎたら戻ってきません。
だからこそ、家族で世界を見て、たくさんの文化に触れる時間をつくりたいと強く感じました。
世界一周して見つけた「本当に大切なもの」
世界中を旅していると、「普通」が国によって全然違うことに気づきます。
食べ物も、生活リズムも、子育ての考え方も本当にさまざま。
その中で私が気づいたのは、
“家族が笑っていられる時間こそ、いちばん大切”
ということでした。
収入や肩書よりも、
子どもが初めて見る景色に目を輝かせたり、家族で同じ経験を共有したりする時間に、
何よりの価値があると感じました。
2回の世界一周が教えてくれた“家族の時間”の価値

子どもの価値観が広がる瞬間を目の当たりにした
旅の中で、子どもたちは本当に多くのものを吸収していきました。
エジプトの市場の熱気、ボリビアの大自然、ヨーロッパの街並み…。
そのすべてが、彼らの心に“世界の広さ”として刻まれていきました。
旅を続けるほど、
「子どもって、親が想像しているより何倍も強いし柔らかい」
と感じることが増えました。
家族で過ごす時間は思っているより短いという事実
子どもと一緒に過ごせる時間って、実は想像よりずっと短い。
小学生になれば放課後は友達と、思春期になればさらに距離は広がります。
「一緒に過ごせる“今”を逃したくない」
そう思ったとき、旅は“時間の使い方そのもの”を見つめ直すきっかけになりました。
働き方の優先順位が変わった|時短勤務という選択

フルタイムから週34時間へ切り替えた理由
第二子の育休明け、私はフルタイムから時短勤務へ変更しました。
理由はひとつ。
家族との時間を大切にしたかったから。
習い事が増えたり、家族の予定がすれ違ったりする前に、
「一緒にいられる今」を優先したいと思いました。
収入が減っても得られた“心の余白”
時短勤務にすると収入は減ります。
でも、その代わりに得られたものがありました。
・子どもの成長を近くで見られる時間
・家族が穏やかに過ごせるゆとり
・自分の気持ちを整える余白
これらはお金にかえられない価値です。
時短勤務と旅育ての相性がいいワケ
時短勤務にしたことで、
海外旅行の計画が立てやすくなり、家族との時間も確保しやすくなりました。
働き方を少し変えるだけで、
旅がもっと身近なものになる
という実感があります。
看護師だからこそ感じた“自由な働き方”の必要性

給与の限界とシフト制の壁
看護師の仕事はやりがいがあり、収入も安定しています。
でもその反面、シフト制や業務の多さから「自由に旅する働き方」とは少し遠いのも事実。
だからこそ、私は「収入の軸を増やしたい」と思いました。
旦那の健康面も支えるために稼ぎたいと思った
旦那は腰が弱く、いつか仕事を減らさないといけないかもしれません。
だからこそ、
私が稼げる力を身につけたい
と思うようになりました。
家族の健康も、働き方も、収入も、すべてがつながっています。
ブログ・インスタ・民泊…自由な収入の土台づくり
ブログやSNSは、一気に稼げるものではありませんが、
“積み重ねるほど強くなる収入源”です。
さらに、民泊の自動化や将来のゲストハウス経営も、
「旅」と相性が良いライフスタイル。
看護師 × 旅 × 家族
この3つを軸に、“自分らしい働き方”の土台をつくっていきたいと思っています。
旅を通して子どもに伝えたい“生きる力”

多様性の中で育つ自己肯定感
世界には、本当にいろんな人がいます。
肌の色も宗教も生活スタイルも違うのが当たり前。
子どもがその“違い”に触れると、
「自分のままでいい」という感覚が育つ
と強く感じました。
旅は最高の学びの場になる
机の前の勉強では出会えない学びが、旅にはあります。
・知らない言語でも通じ合おうとする姿
・自分で選んだものを楽しむ力
・困ったときに助け合うあたたかさ
これらは、旅だからこそ身につく宝物です。
親の生き方が、子どもの未来のモデルになる
子どもは親の背中をよく見ています。
「好きなことをしていいんだ」
「自由な生き方も選んでいいんだ」
そう伝えるためにも、
まずは私自身が“自分の人生を選び取る姿”を見せたいと思っています。
これからの目標と、叶えたい“旅する家族の暮らし”

年4回旅できる家計と働き方を作る
今の目標は、
年に4回は家族で海外に行く生活。
そのために、ブログやSNSで安定収入の土台をつくり、
看護師に依存しない働き方を育てています。
ゆくゆくはゲストハウス経営へつなげたい理由
旅が好きだからこそ、
いずれは自分たちが旅人を迎える側になりたい。
ゲストハウス経営は、“旅で学んだ価値観”を形にする未来の夢です。
不安よりもワクワクを選ぶ生き方へ
もちろん不安はあります。
でも、旅を通じて知ったのは、
行動した先にしか答えはない
ということ。
だから、私は今日も小さくても前に進み続けます。
まとめ|看護師ママでも“旅する生き方”は自分で選んで作れる
働き方も、家族との時間も、人生の優先順位も、
自分で選んでいい。
看護師ママだからこそ、
“安定 × 自由”
の両立ができる生き方があると信じています。
あなたが望む未来は、いつだって選べる。
私もまだ道の途中ですが、これからも発信しながら歩んでいきます。
